1. 文型

英語は日本語と並び順が違います。文頭は大文字。 句読点 (、。) の代わりに (,.) を使い、質問には ? を付けます。 主語 [S]、動詞 [V]、目的語 [O]、補語 [C]、その他に分けると、どれもほとんど同じ構造をしています。

私は学校へバスで行きます。

I
[S]
私は
go
[V]
行く
to school
[O]
学校へ
by bus.
[C]
バスで

あなたは学校へバスで行きますか?

Do
[疑問詞]
〜しますか?
you
[S]
あなたは
go
[V]
行く
to school
[O]
学校へ
by bus?
[C]
バスで

彼は若い、でも背は高い。

He
[S]
is
[V]
young,
[C]
若い、
but tall.
[C]
でも背は高い.

2. be 動詞

何かの状態を示すために be 動詞を使います。 be 動詞は主語 [S] によって語形が is, am, are に変化します。 be 動詞の後には名詞 [O] や形容詞 [C] が続きます。

She
[S]
彼女
is
[V]
cute.
[C]
かわいい
We
[S]
私たち
are
[V]
famous.
[C]
有名
It
[S]
それ
is
[V]
a flower.
[O]
I amI'm
あなたyou areyou're
he ishe's
彼女she isshe's
それit isit's
これthis isthis's
あれthat isthat's
私たちwe arewe're
あなたたちyou areyou're
彼らthey arethey're
彼女らthey arethey're
それらthey arethey're
これらthese arethese're
あれらthose arethose're

he, she, it, this, that をまとめて三人称単数と呼びます。

3. 一般動詞

動作を示すために一般動詞を使います。 主語が he, she, it, this, that のときは語尾が変わります。

They
[S]
彼らは
run
[V]
走る
today.
[C]
今日
He
[S]
彼は
runs
[V]
走る
everyday.
[C]
毎日
普通の動詞-s をつけるcome→comes, run→runs
語尾が s, sh, ch, o-es をつけるgo→goes, teach→teaches
語尾が 子音 + yy を i にかえて -esfly→flies, study→studies

4. 否定文

動詞を否定する場合は否定文を使います。 be / do は主語によって語形が変化し、また短縮表現にできます。

She
[S]
彼女
is
[V]
not
[否定詞]
ではない
a cat.
[C]
ネコ
You
[S]
あなた
aren't
[V]
はではない
dog.
[C]
イヌ
I
[S]
私は
do not
[否定詞]
しない
work.
[V]
働く
He
[S]
彼は
doesn't
[否定詞]
しない
sleep.
[V]
寝る
be 動詞
Iam not / ain't
その他are not / aren't
三人称単数is not / isn't
一般動詞
通常do not / don't
三人称単数does not / doesn't

5. 疑問文

質問をするときには、be 動詞を文の先頭にします。

Are
[V]
ですか?
you
[S]
あなたは
a soccer player?
[C]
サッカー選手
Yes, I am.
[応答]
はい、そうです。
/
No, I'm not.
[応答]
いいえ、違います。

一般動詞は Do / Does を先頭におき、動詞は原形にします。

Does
[疑問詞]
しますか?
she
[S]
彼女は
practice
[V]
練習する
today?
[C]
今日
Yes, she does.
[応答]
はい、します。
/
No, she does not.
[応答]
いいえ、しません。

6. 冠詞

1つのものを指す時、名詞の前には冠詞 a / the を付けます。 ただし固有名詞に冠詞は付けません。

I
[S]
私は
walk
[V]
歩いた
to the park.
[O]
(その) 公園へ
This
[S]
ここ
is
[V]
a park.
[C]
公園 (の一つ)
That
[S]
あれ
is
[V]
an apple.
[C]
りんご
He
[S]
is
[V]
Bob.
[C]
ボブ
意味の使い分け
a / anたくさんある中の任意の一つ
theたくさんある中の特定の一つ
a / an の使い分け
a後ろの単語が子音で始まるとき
an後ろの単語が母音で始まるとき
形容詞の組み合わせ

a new car (新しい車) のように冠詞 + 形容詞 + 名詞の順序で組み合わせます。

7. 名詞の複数形

数えられるものが複数あるとき、名詞は複数形になります。

These
[S]
これら
are
[V]
apples.
[C]
りんご
They
[S]
彼ら
are
[V]
babies.
[C]
赤ちゃん
普通の名詞-s をつけるbook→books, ball→balls
語尾が s, x, ch, sh, ss-es をつけるclass→classes, bus→buses
語尾が 子音 + yy を i にかえて -escity→cities, story→stories
語尾が f, fef, fe を v にかえて -esknife→knives, leaf→leaves
例外1不規則に変化child→children, man→men
例外2変化しないfish→fish, sheep→sheep

fishsheep もまったく変化しない訳ではありません。

  • 一つの種類が複数ある → fish (マグロがたくさんいる)
  • 複数の種類が複数ある → fishes (色々な魚がたくさんいる)

8. 代名詞の活用形

〜の、〜を/〜に、〜のもの、といった表現は、 代名詞 (I, you, he, she, etc.) を活用することで行います。

My name
[S]
私の名前
is
[V]
Ken.
[C]
ケン
She
[S]
彼女は
meets
[V]
会う
our new teacher.
[O]
私たちの新しい先生
He
[S]
彼は
gives
[V]
手渡す
me
[O]
私に
a banana.
[C]
バナナ
It
[S]
それ
is
[V]
yours.
[C]
あなたのもの
主格所有格目的格所有代名詞
〜は〜の〜を / 〜に〜のもの
Imymemine
youyouryouyours
hehishimhis
sheherherhers
ititsitits
weourusours
theytheirthemtheirs

9. 5W1H

複雑な質問をするときは文頭に 5W1H を使います。

これは何ですか?

What
[疑問詞]
何?
is
[V]
this?
[S]
これ

あなたはどこにいますか?

Where
[疑問詞]
どこ?
are
[V]
いる
you?
[S]
あなた

あなたは何回歌いましたか?

How many times
[疑問詞]
何回
do
[疑問詞]
する
you
[S]
あなた
sing?
[C]
歌う

今な何時ですか?

What time
[疑問詞]
何時
is
[V]
it
[S]
それ
now?
[C]
基礎 - 5W1H
what何?
whyなぜ?
whenいつ?
whereどこ?
whoだれ?
howどうやって?
応用
how manyどれくらいの数?
how muchどれくらいの量?
how longどれくらいの長さ?
what time何時?
whose誰のもの?
whichどちら?

10. 現在進行形

be動詞 + 〜ing で〜しているの意味を示します。 〜ing 自体は〜していることで名詞 [O] を指し、be動詞でその状態を示すと考えます。

私は寝ています。

I
[S]
am
[V]
はしている
sleeping.
[O]
寝ていること

あなたは勉強していません。

You
[S]
あなた
are
[V]
はしている
not
[否定詞]
いない
studying.
[C]
勉強すること

彼はテレビを見ていますか?

Is
[V]
していますか?
he
[S]
彼は
watching
[O]
見ること
TV?
[C]
テレビを
Yes, He is.
[応答]
はい、しています。
/
No, He isn't.
[応答]
いいえ、していません。

彼らは何を歌っていますか?

What
[疑問詞]
何?
are
[V]
はしている
they
[S]
彼ら
singing?
[O]
歌っていること
普通の動詞原形に -ing をつけるstudy→studying, play→playing
語尾が ee を取って -ing をつけるmake→making, write→writing
短母音 + 子音字子音を重ねて -ing をつけるcut→cutting, set→setting

11. 過去形 (be動詞)

過去の話をする場合は、語尾を変えたり、動詞を変化させます。 be 動詞は am, is → was、are → were に変化させます。

I
[S]
私は
was
[V]
〜だった
a pianist.
[O]
ピアニスト
These
[S]
これらは
were
[V]
〜だった
not
[否定詞]
ではない
eggs.
[O]
Was
[V]
〜だった?
he
[S]
artist?
[C]
芸術家
Yes, he was.
[応答]
はい、そうでした。
/
No, he wasn't.
[応答]
いいえ、違いました。

12. 過去形 (規則動詞)

過去の話をする場合は、語尾を変えたり、動詞を変化させます。 一般動詞の多くは規則に従って語尾を変えます。 否定文と疑問文では do → did に変化させ、動詞は原形にします。

She
[S]
彼女は
dropped
[V]
落とした
ペン
[O]
the pen.
You
[S]
あなたは
tried
[V]
努力した
hard.
[C]
一生懸命
He
[S]
彼は
did not
[否定詞]
しなかった
check
[V]
チェックする
well.
[C]
きちんと
Did
[疑問詞]
しましたか?
they
[S]
彼らは
visit
[V]
訪問する
the bank?
[C]
その銀行
Yes, they did.
[応答]
はい、訪問しました。
/
No, they didn't.
[応答]
いいえ、訪問していません。
大部分の動詞-ed をつけるlook→looked, help→helped
語尾が e-d だけをつけるlive→lived, use→used
語尾が子音字 + yy を i にかえて -edstudy→studied, try→tried
短母音 + 子音字子音字を重ねて -eddrop→dropped, stop→stopped

13. 過去形 (不規則動詞)

過去の話をする場合は、語尾を変えたり、動詞を変化させます。 規則性に乏しい変化をする動詞もあります。 否定文と疑問文は規則動詞と同じルールです。

He
[S]
彼は
went
[V]
行った
to school.
[O]
学校へ
I
[S]
私は
bought
[V]
買った
the bag.
[O]
かばん

不規則動詞の暗記シートはこちら。 参考: タイピングで覚えよう

原形と同じ形put→put, read→read, cut→cut
母音が変わるcome→came, run→ran, meet→met
形が変わるgo→went, buy→bought, say→said

14. can

〜できると言いたい場合、動詞の前に助動詞 can を付け、動詞は原形にします。 疑問文では Can を文頭につけます。

You
[S]
あなたは
can
[助動詞]
できる
do
[V]
する
it.
[O]
それ
This bird
[S]
この鳥は
can't
[助動詞]
できない
fly.
[V]
飛ぶ
Can
[助動詞]
〜できる?
He
[S]
彼は
cook
[助動詞]
料理する
pizza?
[O]
ピザ
Yes, he can.
[応答]
はい、できます。
/
No, he can not.
[助動詞]
いいえ、できません。